2015年11月21日土曜日

第九のコンサート近ずく!

今日は!ユキミヤギです。2ヶ月ぶりのブログ、ブラームス国際コンクール以来、iPhoneをやめてiPadをやめてミニPadにしたら慣れないのかあー面倒くさい!なんて言ってる間に遠ざきました。キーの配列がまるで逆なんです!苦手なキーボードが更に嫌いになってしまいます。
さて来週の日曜日に迫ってきました!昨年70歳にして初めて第九を指揮したのですが鼠径ヘルニアの手術をした後が思わしくなく、かなり苛酷な動きをする指揮はきつくてリハーサルはもとより本番も椅子に座っての指揮で何とか乗り越えたのですが自分の中では、ちょっと不完全燃焼だつた部分もあり、一生に一度限りと覚悟して昨年は臨んだのですが、再度のチャレンジとなりました!

2015年9月10日木曜日

ブラームス国際コンクールから

こんにちは!
22回を数えたブラームス国際コンクールは一次予選を終えビアノ部門は審査員の熱い議論の末13名が二次に進むことになり明日からブラームスの難曲の弾き比べでトツブを争うことに。一次は15分の中でバッハ、ショパン、ブラームスを弾いての判定でとても審査員にとってはきつい審査、テクニックと音楽性の2面で演奏が終わると同時に審査結果を演奏者と聴衆の前で点数札を掲げて発表するので完全に公正なマークでこれがブラームスコンクールの一番大切にしているところですね。正に審査員も真剣勝負!審査員が審査されて言っても過言ではないでしょう。信念と確信が無ければやっていけない仕事。やり甲斐もあるけど自分磨きの修業と心してこの日の為に人生をかけてきた演奏者と向き合うのはスリリング。明日の二次が楽しみです!感動のブラームスが聴けるかもしれません!ペルチヤツハより宮城敬雄

2015年9月6日日曜日

ブラームス国際コンクール

こんにちは!
最後にブログを書いたのは三月のスロバキアに指揮に行った時でした。ウイーンで風邪を引き高熱のまま何とかコンサートを終えイタリア行きをキャンセルして帰国してブログは書けないままでした。
今回は3年目のブラームス国際コンクールのピアノ部門の審査員を務めるためオーストリアのウイーンにやってきました。
明日コンクールの開かれるペルチヤツハに向かいます。今年もピアノ部門だけで50名のエントリーがあったとのこと、楽しみです。審査員をやるのもきつい仕事。何事も気力と体力ですね!風光明媚なペルチヤツハから面白い裏話が書ければいいですね!宮城敬雄

2015年3月2日月曜日

ウィーンに向かう

こんにちは!
ウイーンに向け出発です。現地スロバキアからは先週はマイナス25度だったけど少しは気温が上がるかもとのメール、昼間はマイナスではない位だそうでやっぱり冷凍庫の中?覚悟してヒートテックとホカロンをバックにつめました。二年前の11月に訪れたスロバキアのジリナにあるスロバキアシンナフォニエッタの2回目の招待。3月5日が本番、ヨーロッパのオーケストラはシーズンが10月に始まり6月でシーズンが終わります。このシーズンに定期演奏会が毎月あって定期会員を募って集客します。この定期演奏会のことをサブスクリプションといい、現地ではアブヌマと言う言い方。この定期演奏会の他に音楽祭や海外演奏旅行、レコーディングや室内楽演奏など多彩なスケジュールをこなしながら、2年から4年先まで指揮者やソリストを決めて準備、コンサートマネージメントて大変な仕事、職人気質のオーケストラの団員達を束ねていくのも大変な苦労ですね。また世界の指揮者やソリストとの出演契約交渉や曲目の決定、受け入れのホテルの手配もあるし、考えただけでぞっとする位の仕事、おまけにリハーサルの状況や本番をしっかり聴いてコンサートが上手くいったか、会員の反響もオーケストラ団員の評価も聴いてコンサートをレビューしてその、指揮者やソリストを再度招聘するか理事会に計って2年後以降の計画に反映させるのですね。音楽はスポーツのように勝ち負けがない世界。演奏というスキル、テクニックは聴衆もオーケストラ団員も上手いかどうかはある程度判定できますね。でも最も重要な芸術性、音楽性があるとか無いとかはどう判定するのでしょうか?個性的?正統派?ドイツ的?様々な表現で評論家はコンサートを評価しますね。大体重箱の隅をつつくような表現が多くて難しい日本語をいっぱい使って演奏を分析?しているかのように私にはおもえますね。演奏会は2度と同じことが出来ない生き物、ライブと言う言い方もそこからきています。でもたまたま上手く行くとかは残念ながらありません。でもたまたま失敗したり集中出来ずにいい演奏会が出来ずに聴衆からブーイングがでたり団員からブーイングがでたりしたら2度と呼ばれることはありません。でも音楽性というのは究極の所、共感というなんとも言えない情感に通じ合えるものがコンサート会場を包んだ時の一体感が一番大切なもの。その一瞬一瞬を演奏を通じて共感できることが至福の時であると思います。そのための心の準備がオーケストラ団員に伝わりリハーサルを通してステージが一体化したものをコンサートで聴衆に伝える。とても恐ろしいプロセス、でもチャレンジです。このブログはロシア上空で書いています!
宮城敬雄

2015年2月20日金曜日

スロバキアシンナフォニエッタにいきますね!

こんにちは!
年末の第九を終えてホットする間もなく新しい曲に取り組みました。3月5日のスロバキアシンナフォニエッタの定期に呼ばれて振る曲、ブラームスのピアノ協奏曲第2番とメンデルスゾーンの交響曲第3番スコットランドの2曲、どちらも初めての曲なんです。指定の曲でやったことがない!なんて言えません。お受けいたします。凄いプレッシャーで不安のどん底、でもなんと光栄なことか!と思う自分との葛藤にスコアを観ても音楽が素直に入ってこない時期がありそれから脱出するにはもう何回も聴くしかないな!と思いもう寝ても覚めてもブラームスとメンデルスゾーンがなっているのです。特にブラームスのピアノ協奏曲第2番はなんともならない複雑、怪奇?凄いやり甲斐が出てくる噛めば噛む味がという世界の音楽かもしれません?スコットランドも天才メンデルスゾーンがなんと12年もかかってやっとこさ完成させた大交響曲ではありませんか!繊細かつ印象派の絵画のような
色彩感溢れる凄い曲!微妙なテンポの違いで印象がガラリと変わりような曲なんですね。オーケストラも力量が問われる曲かもしれませんね。二年前の11月の定期に初めて招待されオールベートーベンが、好評だったことで再演の招待が届けられました。2度目というのが1番嬉しいのです!まだまだ寒いスロバキアに来週でかけます。
また現地から報告しますね。