2013年11月11日月曜日

スロバキアのコンサート

こんにちは!
ウィーン経由スロバキアの首都ブラチスラバにやってきました。久しぶりのスロバキアです。スロバキアもEUに加盟し開かれたヨーロッパでウィーンから車で1時間、数年前にはビザも必要で国境に車の長い列ができ入国が面倒だったのにいまは国境すら全くわからない陸続き。ブラチスラバの街は以前と同じ佇まいでした。
翌日土曜日は生憎の冷たい雨、隣がスロバキアフィルの本拠地のルダータホール、その前が歌劇場、ホテルの左隣がアメリカ大使館。
ランチにプロモーターとのランチとミーティング、夜はスロバキアフィルのコンサート。スロバキアフィルとはかって12年前、このホールでスロバキアフィルを振ってヨーロッパデビューした思い出のホールです。今夜はコンテンポラリーのコンサート、メンバーのマイケル君と開演前ギリギリまで美味しいビールを飲み一年振りの再会を果たし、彼に裏口から入れてもらい改装なった金ぴかのホールに駆け込んだのです!
コンテンポラリーの音楽は不協和音の連続で前半部だけでもうたくさん!
彼もビール飲んでもううんざりだ!ブラームスなリハーサルやるたびによくなるのにコンテンポラリーはリハーサルを四日もやっても毎回同じ、やだよな!それでもさすがプロ、本番は真剣に新しい曲に向き合っていた。コンテンポラリーを好む聴衆は熱狂的に拍手。これらの曲が百年先にベートーヴェンみたいに世界中で愛好される事があるのかな?ベートーヴェンや、ブラームスやチャイコフスキーがなんて凄いのか改めて実感。これから一週間スロバキアの音楽紀行を綴りますね。、
宮城敬雄