2013年9月7日土曜日

ブラームス国際コンクール


こんにちは!
ブラームス大好きな私には南オーストリアにある湖と森に囲まれた静かな保養地ペルチャッハを訪れることが一番の幸せなんです。
1870年代にブラームスがこの地を訪れて自然の美しさに感動し数々の名曲を書いたことは以外と世界のクラシックファンに知られていないかも。
この地でブラームス国際コンクールが開催されて今年が20回目。
このペルチャッハ市長の奥様のアーノルドさんが立ち上げ、今や世界50カ国から400人ものアーティストがこのコンクールに挑みます。
ブラームスが作曲した作品が多数ある、ピアノ、バイオリン、チェロ、室内楽、歌の五部門もあり、一週間、街の教会やホールを使って熱い演奏が繰り広げられます。
ピアノとバイオリンは最終審査がオーケストラをバックに協奏曲を弾いて3位までをきそうのです。
この地を訪れてもう13年、
毎年夏に訪れてブラームスが滞在していたなんとも素敵な佇まいのホテル、シュロッスレオンシュタインに滞在。せいぜい三泊までなんですが、ブラームスがクララに送った手紙やこの地で自然の美しさにその大自然を讃歌した交響曲第二番の直筆楽譜がさりげなく飾られたブラームスの部屋、No.6に泊まらせてもらいました。少しでもブラームスの音楽に近づきたい思いからだっのですが、アーノルドさんご夫妻やホブキンスご夫妻、メニューヒンのマネージャーでウィーンの音楽マネージメントの分野で素晴らしい仕事をされてきたエレナーホープさんなどともお付き合いが深くなる中で、昨年度のコンクールでのオブザーバーから今年はピアノ部門の五人の審査員の一人に選ばれました。
そのコンクールが8月31日から始まり今日はファイナルラウンド。
審査の内容はコンクールが終るまでブログに書くことはできないのですが、優勝がきまるのが7日午後10時頃、最新速報をお知らせしますね。