2013年11月13日水曜日

スロバキアシンフオニエッタとの出会い

こんにちは!
ブラチスラバから高速で2時間、オケの迎えの車でスロバキアの田園地帯を見ながらなだらかな山あいにある古い商業都市として栄えたジリナにやってきました!気温は五度前後。コートがないと凍えてしまいます。この街はウィーンからポーランドの古き都クラカフに抜ける街道にあり14世紀交易で栄えた街、道は総て石畳で敷き詰められ、電信柱なんか全くない中世にタイムスリップしたような静かで平和な感じです!
この街の中心部にスロバキアシンフオニエッタの本拠地の素敵なコンサートホールがあります。このステージで三日間リハーサル、四日目がドレスリハーサルが朝9時からあり夜7時からコンサート!
朝9時半オケのスタッフがホテルのロビーで会い石畳みの街を歩くこと五分でコンサートホールの楽屋につきました。
緊張のひと時です!身支度を整えリハーサル開始五分前にスロバキアシンフオニエッタのメンバーに紹介されました。みんな笑顔で迎えてくれ、極度の緊張が少し解れたかも。
コンサートマスターは年配の男性。メンバーの大半は男性奏者。女性は僅か7名だけ。ヨーロッパのオーケストラは大半が男性なんです!
日本のオーケストラはN響と読響を除いて大半は若い女性奏者。事情がちがうのでしょうね。
最初はベートーヴェンのコリオラン序曲。弦楽器の分厚いなんともいえない音。普通のフル編成のオケの約半分の弦楽器、20人の奏者がなんでこんなに分厚い温かい音がでるのか?続いて交響曲第二番。汗だくのリハーサルも素晴らしいテンポでリハーサルが進みました!真剣なリハーサルの中にも音楽を大切にする奏者達の笑顔が幾つもありました!
ホールの響きも自然で大満足の一日でした!明日が楽しみ!